技術・適用情報

軽量コンクリート・軽量骨材

軽量コンクリートと普通コンクリートの物性比較

  • 軽量コンクリート1種:細骨材は天然砂、粗骨材は人工軽量骨材
  • 軽量コンクリート2種:細骨材の一部、若しくは全部が人工軽量骨材、粗骨材は人工軽量骨材
項 目 普通コンクリート 軽量コンクリート
骨材強度
(BS10%破砕荷重(t))
骨材の10%が破砕するときの荷重
砕石:18~25t 人工軽量骨材:8~14t
単位容積質量
(t/m³)
2.3~2.4 軽量コンクリート1種:1.85~1.90
軽量コンクリート2種:1.55~1.80
圧縮強度
(水セメント比48%の時)
39N/mm²
(4週強度)
38N/mm²
(4週強度)
引張強度 圧縮強度の1/9~1/13 圧縮強度の1/9~1/15
曲げ強度 圧縮強度の1/5~1/7 圧縮強度の1/6~1/10
せん断強度 圧縮強度の1/8程度 圧縮強度の1/8程度
付着強度   付着強度 普通コンクリートと同程度
ヤング係数
(水セメント比48%)
2.94×104N/mm² 1.85×104N/mm²
乾燥収縮 普通コンクリート>軽量コンクリート1種>軽量コンクリート2種
凍結融解抵抗性 従来の試験方法では普通コンクリートに比べ劣ると言われているが、実際の使用条件と同一の養生を経た試験をすると、問題なし。また、実構造物での劣化の事例無し
中性化   普通コンクリートと同等、若しくは良好
水密性   軽量コンクリート1種の透水性は普通コンクリートと同等
軽量コンクリート2種では普通コンクリートの約半分
熱伝導率
(kcal/m・h・℃)
1.4程度 軽量1種で0.7~0.8
軽量2種で0.5~0.6

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