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Interview 志向別マルチ先輩訪問

半年後に生産量はほぼ倍増へ

「作業長をやってくれないか」――。上司の内示があったのは、入社3年目の冬。それまでは技術スタッフとして、大学の研究室の延長といった感じで働いていました。それが現場を仕切る責任者になるなんて…。とはいえ、予感はありました。私が配属された2004年は、コバルトリサイクル事業が立ち上がった年。携帯電話に使われているリチウムイオン電池の正極材料からコバルトを回収し、再生メタルとして市場に戻しています。私はほぼ毎日その製造現場へ出向き、2年ほど技術試験を続けていたのです。その間、部分的ながらも作業長の役割もこなしていました。当時はコバルトの生産量が伸びず、低迷していた時期。「事業撤退も考えた方がいい」との声も。しかし現場には「もうひと踏ん張りしてみよう」という熱い思いがありました。作業長に転身後は、全プロセスを細かく検証。不具合を一つずつ潰していき、気づくと半年後には生産量がほぼ倍増。うれしかったですね。

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