

中学、高校の頃は化学が大の苦手。それで化学を勉強しなくて済むようにと、大学では文学部に進学。ところが就職して配属されたのは、営業とは言いながら最先端の技術を扱う薄膜材料事業部。技術的な専門用語が飛び交う中、コバルト、クロム、プラチナと元素記号を覚えるところから再挑戦となりました。現在私が担当しているのは、パソコンなどに使われるハードディスク(HDD)に内蔵されている円盤状のディスクに、薄膜状の磁性体を形成するためのターゲット材の営業です。ターゲット材は複数の金属元素を混ぜ合わせた合金でできていて製造には細かなノウハウが必要。そのためA社とB社が同じ組成で作っても品質と特性に差が生じます。競合他社の製品と比べ、自社製品がいかに優れた品質と特性を持っているか、それを顧客にアピールしながら新規参入していくのが私の仕事です。