

本当の意味でプロジェクトを任されたのは、4年目のメキシコ銅製錬所向けの銅板剥取機の案件から。国内での機械設計から輸出作業、さらに現地へ赴いての開梱、据付、試運転、引渡しといった一連の作業の陣頭指揮をスーパーバイザーとして実施。実際の作業はお客様の方で手配しますが、据付方法などに関してより安全で効率的な方法を考え、現場でできる最善策を指導していきました。メキシコは「明日やりましょう(実際は時期未定)」というお国柄で工場に水や電気が来ないということも珍しくありませんでした。それだけに片言のスペイン語と身振り手振り、あるいは図を駆使し、すべての作業を先回りしながらアドバイスを繰り返していきました。こちらが真剣に振る舞えば、スタッフもしっかり応えてくれます。期間は予定よりもかかりましたが、稼働テストで最初の銅板が送り出されてきて、ほぼ100点満点の品質だったのには我ながらびっくりしました。