事業紹介

電池材料事業 機能材料分野

製品の特長

身近なアルカリ乾電池などに使用されるMFジンセル、ハイブリッドカーにも使用されているニッケル水素電池向けのMH合金(水素吸蔵合金)、電気自動車やモバイル機器に欠かせないリチウムイオン電池に用いられる正極活物質、負極活物質を生産・販売しています。

事業の特長

新規材料の採用により電池容量の大幅アップを目指す次世代リチウムイオン二次電池の開発など、この分野の最先端を行く研究・開発を進めています。亜鉛の総合メーカーとしてのノウハウを活かし、同時に、非鉄製錬で培った高度な生産技術をフルに発揮して、電池材料に求められる高性能、高品質、高信頼性を実現しています。

触媒事業 機能材料分野

製品の特長

地球温暖化対策としてのCO2の排出量削減目標が話題となる中、排気ガスによる大気汚染の低減に大きく貢献しているのが「触媒」です。エンジンから排出される、HC、CO、NOxを三元触媒で処理し、無害化しています。三井金属の自動車排ガス用触媒は、乗用車、トラックおよび二輪車の高性能触媒として広く利用されています。他にもディーゼル排ガス用触媒など製品を幅広くラインアップしています。

事業の特長

三井金属はセラミックハニカム型の触媒開発に日本で初めて成功しました。これはセラミック製のハニカム(蜂の巣)状の筒に触媒をコーティングしたもので、効率よく化学変化を促進することができます。また、オートバイ用には、ステンレス製のメタルハニカムが使われており、この分野で三井金属は世界シェア60%を誇っています。これをさらに拡大すべく、タイ、インド、中国、インドネシア、ベトナム、アメリカでの生産も開始しました。世界の排気ガス規制が今後も強化されていくことは必至。三井金属は常にその一歩先を行く環境ビジネスを追求しています。

機能粉事業 機能材料分野

製品の特長

三井金属の機能性粉体材料は、様々な所に使われています。皆様が日常使われているスマートフォンを例にとってみると、セリウム系研摩材:TFT液晶のガラス基板やカバーガラスの研磨に使われています。銅粉:米粒のように並んでいる積層セラミックコンデンサーに使われています。銀コート銅粉:部品間の干渉を防ぐためのシールドテープに使われています。高純度五酸化タンタル:電波を選別するSAWフィルターに使われています。半田粉:部品と基板の接合に使われています。三井金属の機能性粉体材料は、皆様の日頃使っている製品の中で活躍しています。

事業の特長

機能粉事業(金属粉/レアメタル/磁性材事業)は、生産拠点が全国に5拠点にあり、それぞれの拠点が特色ある製法で製品を製造、供給しています。金属粉事業は、お客様の目指す性能を実現するために、お客様のニーズを実現するカスタマイズされた製品を製造、供給しています。レアメタル事業は、分離・抽出技術で各種レアメタル製品を製造、供給しています。磁性材事業は、複合機、プリンター用トナー、感光体向けの製品を製造、供給しています。

銅箔事業 機能材料分野

製品の特長

三井金属の電解銅箔は、銅を電気分解し、ミクロン単位の薄さの銅箔にし、これにファインパターン(超精細回路)用の特殊な表面処理技術を各種組み合わせて、用途別に最適化を図った商品群で構成されます。電解銅箔は、ファインパターンの形成性と屈曲性に優れた配線材料として、スマートフォンの心臓部であるアプリケーションプロセッサー用のパッケージ基板やフレキシブル配線基板(FPC)などに用いられます。

事業の特長

スマートフォンから自動車まで、ますます便利に安全になる世界を縁の下でがっちりと支えているのが、三井金属の電解銅箔です。 さらに薄く、さらに小さく、さらに高い信頼性のデジタル機器を作りたいというお客様のニーズに、豊富なラインアップと開発力で応えます。厚みは1.5ミクロンから420ミクロンまで。コントロールされた結晶組織と多様な表面処理方法を自由自在に組み合わせることができるのが三井金属の強みです。世界屈指の質と量を誇る電解銅箔は、日本を技術拠点として、アメリカ・台湾・マレーシアそして中国へと生産加工拠点を拡げて、世界中の最先端デジタル機器の進化を支えています。

薄膜材料事業 機能材料分野

製品の特長

真空内で生成されたイオンを衝突させることにより、対抗したガラスなどの基板表面に薄膜を形成するのがスパッタリングターゲット。液晶テレビなどのフラットパネルディスプレイに欠かせない透明導電膜形成用ターゲットをはじめ、各種電極形成用材料やハードディスクなどの記憶デバイス用ターゲット、次世代エネルギーとして期待される太陽電池用ターゲットなど幅広い分野のターゲット材の開発・製造を行っています。

事業の特長

液晶パネルやタッチパネルの透明導電膜の材料となるITO(酸化インジウムスズ)ターゲット材では、世界シェアが約35%とトップクラスを走っています。国内外のマーケットの変化に対応すべく、台湾・韓国にも生産拠点を展開中。研究所、本社、三池ターゲット工場、海外生産拠点が緊密に連携しながら、市場の声に迅速に応えています。

セラミックス事業 機能材料分野

製品の特長

セラミックス事業では、アルミニウムの品質向上を目的に開発された濾過装置『メタロフィルタ』が、アルミニウム圧延業界にはなくてはならない存在となっています。

事業の特長

アルミニウム圧延業界の革命児『メタロフィルタ』は、世界からも濾過効果が高いフィルタとして高い評価を得ており、各国でアルミニウム飲料缶の品質向上に貢献しています。ファインセラミックスの開発においては、大学や各研究機関と連携し、酸化物系、非酸化物系セラミックスの幅広い材料開発、用途開発に取り組んでいます。

亜鉛事業 金属分野

製品の特長

亜鉛は他の金属がイオン化するのを防ぎ、酸化被膜が緻密で空気を通しにくい性質をもっているため、防食用のメッキ需要が多い金属です。また、アルミニウム、銅、マグネシウムとの合金はダイカストに、亜鉛の蒸気を酸素と反応させてつくる酸化亜鉛は医薬品などの原料に使用されます。亜鉛事業は三井金属のルーツであり、一世紀以上にわたって培ってきた亜鉛の製錬技術は、市場において高い信頼を獲得しています。

事業の特長

国内トップメーカーとして神岡(岐阜)、八戸(青森)、彦島(山口)、三池(福岡)に各製錬所を有し、国内の全生産量の約40%のシェアを占めています。海外鉱山では南米ペルーのサンタルイサ鉱業の全株式を保有、同社の鉱山であるワンサラ鉱山、パルカ鉱山は、海外で数少ない日本資本100%の鉱山です。同鉱山近くでは同じく亜鉛を産する鉱山の開発を目指した調査も続けられています。両鉱山とリサイクルによる亜鉛分を合わせると原料の約50%となり、ハイレベルな原料自給率が三井金属の強みとなっています。

資源開発 金属分野

製品の特長

資源開発は三井金属資源開発株式会社、サンタルイサ鉱業株式会社、奥会津地熱株式会社の3法人で構成されます。三井金属資源開発は鉱山開発に関する豊富な知識を持った技術者集団で、資源開発だけでなく、土壌環境問題についても、トータルソリューションを提供します。サンタルイサ鉱業はペルーの地で40年以上にわたり鉱山操業を行い、日本の資源セキュリティに貢献しています。奥会津地熱は東北電力の柳津西山地熱発電所への蒸気供給事業を行っています。

事業の特長

地熱発電は、マグマで温められた蒸気・熱水混合流体を地上に採り出し、気水分離器で蒸気と熱水に分け、蒸気でタービンを回して発電する仕組みで、地球温暖化防止に貢献するクリーンな自然エネルギーとして、また100%国産のエネルギー源としても注目されています。素材だけではない三井金属の一味違った魅力がここにあります。

銅・貴金属事業 金属分野

製品の特長

亜鉛と並んで古くから製錬を行ってきたのが銅事業です。銅の二大用途は電線と伸銅品であり、伸銅品の需要分野はICリードフレーム、プリント回路基板、電気機械部品、自動車の電装品など多岐にわたります。三井金属は銅事業においては日鉱金属株式会社(現 JX金属株式会社)とのアライアンスをベースに、2000年に銅事業会社「パンパシフィック・カッパー株式会社」を設立、資源開発、原料調達、生産(銅の副産物である金・銀などの貴金属も含む)及び販売までを一貫して同社が担っています。同社は世界有数の銅精鉱バイヤーであり、世界の優良鉱山、新規鉱山開発プロジェクトへの投融資を積極的に推進、原料の安定的な調達を図っています。

事業の特長

パンパシフィック・カッパー(PPC)株式会社は原料銅精鉱の製錬から電気銅の生産まで一連の生産を、同社佐賀関製錬所及び日比共同製錬株式会社にて実施、2社の製錬所は世界トップクラスの技術力、コスト競争力、生産性を誇り、厳しい環境規制にも対応しています。年間電気銅の生産能力は国内最大、世界でもトップクラスの規模です。販売については、国内はもちろん、中国に現地販売会社を設立するなど主に東アジアでの活動を展開しています。

環境・リサイクル事業 金属分野

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製品の特長

環境保護、省資源、国内の原料確保といった観点から非鉄金属リサイクルの社会的要請が高まっています。鉱石から地金を製錬する際に不純物を除去し精製する技術は、廃棄物をリサイクルし、有用金属を取り出すことに応用が可能。非鉄金属リサイクルは、ポートフォリオ経営を行う三井金属の重要な柱のひとつとして位置付けられており、廃電子機器類、廃電子基板などからは金・銀・白金・パラジウムなどを、一般ごみの溶融処理から出てくる集塵ダスト(溶融飛灰)からは亜鉛や銅などを回収しているほか、使用済みバッテリーからの鉛の再生にも取り組んでいます。

事業の特長

三井金属が扱う主なリサイクル原料は、廃バッテリー、廃基板・HDD(パソコンなど)、廃携帯電話など。全国6製錬所それぞれの特徴を活かし、約20種類もの金属をリサイクルしています。例えば国内で発生する廃バッテリーのうち、三井金属が扱うのは約15%、亜鉛のリサイクル原料に至っては、約30%を占めます。市場も年々拡大しており、今後も成長が見込まれる事業です。

自動車機器事業 自動車用機能部品分野

製品の特長

三井金属は1965年に英国の自動車ドアロックメーカーとの技術提携により同社の技術を導入し、自動車用ドアロックの製造を開始。以来、独自の研究開発を重ね、よりコンパクトで安全性が高いドアロックを追求してきました。パワードアロックなどサイドドアロックの高付加価値化に力を注ぐ一方、バックドアロック、トランクロックなどの各種ロック、さらにはそこで培った技術をもとに、オートクローザーシステム、パワースライドドアシステムなどエレクトロニクスと機能部品をコントロールするシステム開発にも挑戦、常に次世代の要請に応えてきました。
なお、同事業は2010年、三井金属アクト株式会社を設立。事業環境の変化にスピーディに対応しつつ、事業拡大を図っています。

事業の特長

自動車サイドドアロックにおいては、世界市場トップ・約20%のシェアを誇り、日本国内のほか、米国・英国・中国・タイ・メキシコ、インドネシアの各国に生産拠点を配し、最適な商品供給体制を実現しています。また、開発期間の短縮化が進む中、日本・米国・フランス・中国の開発設計部門は最新のCADシステムを豊富に揃えています。特に米国デトロイト・オフィスは、ネットワーク、日米間での24時間の開発体制を実現し、設計期間の短縮を図るとともに、ドアロック開発の最新情報を共有することにも成功しています。

三井金属アクト株式会社 →ホームページはこちら

パーライト事業 関連分野・その他

製品の特長

「パーライト」とは、天然火山ガラスである真珠岩、あるいは松脂岩という天然の岩石を原料とする製品です。原料を粉砕し、急速に加熱、膨張させることで極めて軽くて白い気泡性のある粒子となり、多くの効用を発揮します。耐火用・断熱用の壁材や洗剤・吸油材・園芸用土壌改良材・ろ過材などに用いられ、生活環境や自然環境の維持に役立っています。また、天然由来の素材であるため環境に優しい製品です。

事業の特長

地球温暖化とともに大都市の気温がその周辺の気温に比べて異常な高温を示すのが、「ヒートアイランド現象」です。この現象の緩和にはさまざまな方法がありますが、屋上緑化もその有力な手法のひとつ。そして、屋上緑化土壌の決め手となるのが三井金属の「ネニプラス」です。ネニプラスは屋上に施工するためのいくつもの条件(軽量・保水性がよく潅水が不要・植物の生育が良い土壌であること・病気になりにくい土壌であること等)をクリア。企業や一般家庭の屋上緑化、ひいては地球温暖化防止にも一役買っています。

伸銅事業 関連分野・その他

製品の特長

伸銅事業では、黄銅、銅及び銅合金の各種伸銅品を、溶解鋳造から切断仕上げまでの一貫生産体制で、板やコイル状の加工素材製品として製造販売しています。これらの用途は幅広く、車載用電装部品、端子コネクター、電気電子部品、PC携帯部品、FPC圧延銅箔、家屋や建造物の屋根材、熱交換部品、装飾品など、人々の身近な製品から産業用途に至るまで、あらゆる分野で使用され、高い評価をいただいております。この他に、自動車用ヒューズ材用の亜鉛展伸材や防食材料も取り扱っています。

事業の特長

導電率と加工性に優れる黄銅条は、国内トップのシェアを占めています。2010年7月に住友金属鉱山株式会社の伸銅会社と事業統合設立された当社、三井住友金属鉱山伸銅株式会社は「黄銅事業におけるアジアNo.1」を目指して積極的に展開しております。

計測システム事業 関連分野・その他

製品の特長

非鉄金属資源の探査のために人工衛星からの情報を分析するリモートセンシング技術を応用して、桃やみかん、りんご、メロンなどさまざまな果実の糖度・熟度・酸度、変色、蜜の有無、大きさなどを瞬時に測定するシステムが「青果物非破壊内部品質センサー」です。

事業の特長

2012年10月に三井金属計測システム事業部と三井金属九州機工(株)が統合され、三井金属計測機工(株)としてスタートしました。青果物を選別するコンベアに取り付けられ選果システムとして利用されています。近年では食品包装設備に取り付け表示された通りの食品かを判定する装置をはじめ食品検査分野でも用途を拡大しています。

ダイカスト事業 関連分野・その他

製品の特長

当事業は、アルミニウム、マグネシウムといった素材を活用し、製品一つひとつに極めて高い精度と耐久性が要求されるダイカスト(金型鋳造)製品を、三井金属ダイカスト株式会社において開発・製造しています。主な用途としては、自動車用LEDランプの放熱部品であるヒートシンクや、同じく自動車用ランプの反射部品であるリフレクター等をはじめ、ガスメーターや信号機の筐体等といった生活・産業機器関連に至るまで多岐にわたります。

事業の特長

2014年7月に三井金属から分社し発足した三井金属ダイカスト株式会社は、ダイカスト業界のトップメーカーとしての高い技術開発力に加え、生産対応力においても、市場のニーズに柔軟に即応する高い競争力を有しています。ダイカスト製品の生産において、金型設計から鋳造・加工・表面処理に至る一貫生産を可能とし、業界でも数少ない総合力のあるダイカスターとしての地位を築いています。

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