配属1年目から任された設備改良プロジェクト。製造現場のエキスパートから生きた知識とノウハウを吸収中。

入社から約3年は、パソコン等に使われているハードディスクの磁性膜の研究開発を行っていました。磁性膜の主な原料は、鉄、ニッケル、コバルトなどの金属 です。これらを使って磁性膜の性能の向上を目的とした試験を行って来ましたが、目標とする性能を達成することが出来ませんでした。そんな時に考えついたの が、微量に使用されている酸化物材料を変えることです。考えたきっかけは、私は大学院で、酸化物であるセラミックスの研究をしていたこと、金属の種類を変 える事が主な試験内容だったので、視点を変えてみようと思ったからです。提案内容を上司に話してみると「やってみたら」との返事。さっそく調査を開始し て、多数の酸化物を取り寄せ、試作と実験を行いました。すると思い通りの結果を得ることができ、目標とする性能に達成することができました。

実はその後ママになり、2回の産休・育児休業を経て、今は機能材料研究所の企画室で業務を行っています。企画室では、研究所の活性化を目指し、研究テーマ の立案や市場調査、技術調査、研究者の人材育成支援などを行っています。これらの仕事は、すぐに結果は出ず、公に発表するような場面はありません。しか し、裏方として研究開発を支える重要な仕事だと思っています。
配属当初は、研究開発一筋だった私にとって企画室の仕事は、これまで行ってきた仕事内容が違うので適応できるか不安でした。また、子供の病気で休暇を取る ことで、職場の方に迷惑かけた事や、子供に風邪を引かせた事に対して申し訳ない気持ちで悩むことがありました。しかし、上司や仲間、家族が子供の事を優先 に考えて仕事を配分したり、臨機応変に行動してくださり、乗り越えることが出来ました。ここまで働いていられるのは、自分の力だけではなく、周りの人の協 力があったからだと改めて感謝しています。


産休・育児休業中は子育てをしながら、各種資格の勉強をしていました。24時間子育てで勉強の時間を確保することは大変でしたが、少しの時間でも継続する ことで着実に成果を得ることができ、今はこのことが自信につながっていると思います。所長を始め、上司や同僚、子育て経験者の先輩方からのサポート(例え ば、復帰後の仕事について話し合ったり、休暇中の連絡など)があり、後悔のない育児休暇を過ごすことができました。
前例がほとんどないことで、一部育児休暇制度について手探りのところはありますが、制度の充実を図っています。今後、企画室の担当として、出産をする人のサポートができればいいなと思っています。

6:00- 起床
7:30- 保育園に子供を送る
8:30- 会社に着く
12:00-12:50 ランチタイム
16:00- 会社を出る
17:30- 保育園に子供をお迎え
18:00- 帰宅
24:00- 就寝