数々の経験を経て、自分なりの方向性を提示することが面白くなった。入社7年目は、自分にしかできない仕事を追求し続ける成長期。

LED蛍光体の開発チームで、携帯電話やパソコンのディスプレイに使われるバックライトの評価を行っています。この開発で難しいことは、蛍光体のクオリティを保つこと。長時間表示するディスプレイの明度が落ちたりしたり色調が不安定になったりしたら、製品の信頼性に関わります。私の役割は、この蛍光材料を市販レベルのクオリティに向上させるため、評価を繰り返して次の実験や開発の方向性を示すことです。このチームに異動する以前は、電池材料の研究を行っていました。現在市販されている電池はどれもハイスペックなのですが、短命のため寿命をさらに伸ばせる原材料を探していたのです。決定的な新発見はできませんでしたが、思わず感心してしまうような小さな発見は度々ありました。「こんな反応をするんだ!」と驚くたびに仲間を呼び集めるのが楽しくて(笑)。また、出荷用の電池のサンプル加工がうまくいかなかったときに、先輩たちの助言を得てマスキング方法や手順を作り直した経験もあります。使用する道具も変えて工夫した結果、製品の歩留まり率を大きく向上させることができました。これは開発とは違うタイプの地道な業務でしたが、多くの人の協力の中で確かな役割を果たせたことで、自分の中では大きな成功体験になっています。

一方では、後悔の念とともに思い出す失敗体験もあります。重要なデータの分析を任されたのに、自分のやり方や考えにこだわったせいでなかなか結果を出せず、その上にミスも重なって納期に間に合わせることができなかったことです。
「悔しい!」という思いとともに、「次は必ず頑張ろう!」という気持ちにも火が付きました。それまでの私はどちらかといえば人に言われたことを黙々とこなすタイプだったのです。しかし今では、積極的に社内の先輩やクライアントに会いに行き、自分なりの方向性を提示することが面白くなっています。


現在は入社7年目。すごい先輩はもちろん、頑張り屋の後輩もいて、時としてプレッシャーを感じることもありますが、多くの刺激を受けながら自分にしかできない仕事を積み重ね、後輩たちの成長を支援できる先輩となれるよう頑張っています

Mon 先週から引き続き、評価と実験。
Tue データのまとめ。資料を整えて出張に備える。
Wed 日帰り出張。メーカーの工場で打ち合わせ。
Thu 持ち帰った課題をチーム会議で検討。
新しい実験アイデアを提案し合う。
Fri アイデアにもとづいた評価と実験を試していく。