機械

三浦 剛
2012年入社 理工学研究科 理工学専攻 知能機械工学コース 修了
【これまでのキャリア】

入社1年目、金属粉工場保全工事、分級篩枠改良を担当。2年目、熔鉱炉吹込みブロア予熱器ドレン回収、廃液中原料ロス回収を担当。
3年目、硫酸工場定修工事、振動乾燥機乾燥工程自動化を担当。

私が所属する施設部設備技術係は、三井金属の神岡地区グループ会社すべての工事を担当しています。工事を外部の設備メーカーに委託する場合も、外部の設備メーカーに任せきりにするのではなく、設備技術係が仲立ちして、工場の思いや考えを具体的な形にし、設備メーカーに話をしています。特に工程の管理に関して、工場と設備メーカーの考えていることが食い違っていたりすることもよくあるので、間に入り通訳としての役割を担うことで、行き違いなくスムーズに進むようにしています。
私の主な業務は、金属粉工場の保全業務とその他工場における起業工事管理です。保全業務・起業工事の承認を得るためには工場担当者と仕様の検討・決定を行い、それに対する正確な工事見積書を作成する必要があります。仕様決め・見積書作成・工事着工から完成までを可能な限り速く、安全に進め終えることが私の責務です。


入社2年目に、新しく設備を立ち上げる起業工事の一連の業務を初めてほぼ一人で行いました。担当したのは、省エネ案件のドレン水回収工事。ドレン水とは、配管の中で熱が下がり蒸気からお湯となったもので、普段は工場で捨てていました。工事の目的は、高温のお湯をできるだけ高温のままお湯を使う工程へ帰し、水を温めるための重油の消費量を減らすこと。ドレン水が持っている熱量、期待できる回収量を検討するなど、仕様決めから完成まで半年間。工場担当者、現場作業長、部内関係者、上司等の助力もあって工期通りに工事を終え、無事設備を立ち上げる事ができました。
工事が終了し立上げ後に工場の担当の方から、「事前に試算していた効果金額以上の回収効果が得られている。不具合もなく稼働してる、ありがとう!」と報告を頂きました。それ以前は緊急性を要する保全工事が多く、詳細な効果測定を行った業務は初めてだったので、仕事の結果が形になったのを感じ、嬉しかったのと同時に、非常に大きなやりがいを感じることができました。


修士研究で金属粉など新材料開発を行う製造機器の設計、作製試料の特性評価を行っていたことから、その知識等をすぐに活用できる材料メーカーを志望し、入社しました。研究内容とマッチした職場に就くことができ、毎日充実しています。ただ、研究室と実際の製造現場ではスケールが違います。ドレン水回収工事においては、見積書作成時の不備、施工業者選定、見積精査の甘さから、予算に対して工事実績金額がオーバーしてしまいました。今では良い戒めになっています。
工業高校、大学、大学院と9年機械一筋で勉強してきました。入社3年目になったことで人生の中で10年以上機械に携わっていますが、飽きるどころか探究心は増すばかりです。


【三浦 剛の1日】

工事案件の期間は3ヶ月から半年 、長いと1〜2年。
忙しい時は8件同時進行で進める。

メールチェック、電話対応
工事現場確認、現場調査
工場打合せ、商社打合せ
現場調査
~昼休憩~
メールチェック、電話対応
仕様検討、資料作成
納品確認、工事現場確認、現場調査
仕様検討、資料作成、翌日工事関連電話確認
翌日工事確認、当日進捗上司報告
メールチェック、仕様検討、資料作成、書類処理、
部内一般業務、帰宅
食事、入浴
自己啓発学習、就寝

多くの設備に触れ、経験を重ね、設備技術系社員として
会社を代表できるような人材になります。