三井金属 環境事業推進部
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分析
溶融飛灰
概要
 溶融飛灰は、ガス化溶融炉、灰溶融炉で廃棄物を溶融処理した際に発生するばいじんです。
 溶融処理を行うと、廃棄物に含まれる低沸点の重金属類の多くが排ガス中に揮発するため、溶融飛灰中には、焼却飛灰に比べて重金属類が多く含まれます。
  従来、溶融飛灰は焼却飛灰と同様に最終処分場に埋め立て処分されるのが一般的でした。
  しかし溶融飛灰中には重金属類が多く含まれるため、キレート剤等の重金属溶出防止剤の費用が多くかかります。
  また塩類の含有量が多いため、処分場における排水中の塩濃度の問題等も指摘されています。
  溶融飛灰のリサイクルは、廃棄物の溶融処理に伴う重金属と塩の問題を解決でき、循環型社会の形成に大きく寄与するものです。
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処理方法
 三井金属の溶融飛灰処理は単に溶融飛灰を無害化処理するだけでなく、溶融飛灰中の重金属類をリサイクルすることを目的としています。溶融飛灰中の重金属類は既存の製錬設備において原料の一部として使用され、金属地金として生まれ変わります。
  リサイクルの対象となる主な重金属は亜鉛(Zn)、鉛(Pb)、銅(Cu)です。いずれも含有量は数%程度と低く、そのままでは製錬所の原料にはなりません。そのため、製錬原料化するための濃縮プロセスが必要となります。
 受け入れた溶融飛灰は、最初に洗浄工程で溶解、洗浄し、塩分を除去します。そして塩分を除去した後の残渣を溶融処理します。
 溶融処理工程ではばいじん、スラグ、溶融メタルが発生します。このばいじんは鉛、亜鉛が濃縮した「粗酸化亜鉛」という製錬原料です。溶融メタルは銅が濃縮した「銅マット」という製錬原料です。
 これらの製錬原料は有価物として扱われ、三井金属グループ内の各製錬所で精製処理を繰り返すことによって、最終的に各種金属地金として製品化されます。スラグは土木資材、セメントの鉄原料等として外販されます。
 このように三井金属では、溶融飛灰処理において二次的な廃棄物を発生させません。つまり「リサイクル」と「ゼロエミッション」を特徴としており、これは当社の環境事業全般に共通するキーワードでもあります。
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処理フロー
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処理施設(拠点)
 株式会社MTR(青森県八戸市)、三池製錬株式会社(福岡県大牟田市)の2ヵ所で溶融飛灰の受け入れを行っております。
受け入れに関するお問い合わせは → こちら
(株)MTR / 大平洋金属(株) 三池製錬(株)
溶融炉 電気抵抗式還元溶融炉 MF炉(三井式半溶融炉)
処理能力 42,000 トン / 年 60,000 トン / 年
所在地 青森県八戸市 福岡県大牟田市
その他 あおもりエコタウン事業
徐冷スラグ
廃熱回収(出力:3,000kW)
水砕スラグ
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収集運搬方法
 トラック輸送
        天蓋付きダンプトラック (バラ積み)
        ウイング車(フレコン)
        ジェットパッカー車(バラ積み)
ジェットパッカー車による受け入れ
ジェットパッカー車による受け入れ
 鉄道コンテナ輸送
        5tコンテナ(フレコン)
        オープントップコンテナ(バラ積み)
5tコンテナによる受け入れ
5tコンテナによる受け入れ
 海上輸送
        貨物船(フレコン)
オープントップコンテナによる受け入れ
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受け入れ条件
溶融飛灰は乾灰、湿灰どちらでも受け入れ可能です(飛散防止のため加湿することをお勧めしております)。
キレート剤等の添加は不要です。
特別管理産業廃棄物に該当する溶融飛灰は、一部許可を取得していない物質があり、受け入れできない場合がございます。
     許可品目はこちら → 三池製錬株式会社  株式会社MTR
また、規制対象外の物質でも含有量によっては受け入れできない場合がございます。詳しくはお問い合わせ下さい。
     お問い合わせは → こちら
自治体、一部事務組合等から発生する一般廃棄物の溶融飛灰の受け入れも可能です。域外搬入に関する手続き等詳細についてはお問い合わせ下さい。
     お問い合わせは → こちら
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