専門用語集 | 三井金属鉱業株式会社
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専門用語集
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三井金属が推進する事業で用いられる主要な専門用語をご説明します。事業ごとに分類していますので、ご関心のある事業の用語をお調べください。
icon機能材料事業 icon金属事業 icon関連事業
iconその他

機能材料事業

正極材
電池を製造する際に電池の陽極(+側)に使われる素材。
負極材
電池を製造する際に電池の陰極(-側)に使われる素材。
二次電池
蓄電池、充電式電池ともいい、充電を行うことにより繰り返し使用することができる電池。
リチウムイオン電池(LiB)
充電可能な二次電池で、正極にコバルト酸リチウム、負極に炭素材を使用し、両極間をリチウムイオンが往来する電池。短時間の充電で長時間使用できる。カドミウムのような有害物質を含まず、エネルギー密度もニッカド電池に比べて大幅に高い。
水素吸蔵合金(MH合金)
金属の中には、水素を取り込む性質のあるもの(マグネシウム、チタンなど)が複数あるが、このような性質を合金化によって最適化し、水素を吸わせることを目的として開発された合金のこと。
マンガン酸リチウム(LMO)
リチウムイオン電池の正極活物質(LiMn2O4)。LMOは安全性に最も優れ、かつ安価な材料とされる。
P-HEV(PEV)
Plug-in Hybrid Electric Vehicleの略で、プラグインハイブリッドカー(直接コンセントから充電できるタイプのハイブリッドカー)のこと。
PEV(EV)
Pure Electric Vehicleの略語で、二次電池に充電した電気で電動機を回して走る自動車のこと。
HEV(HV)
Hybrid Electric Vehicleの略で、ハイブリッド電気自動車のこと。
触媒
それ自身は化学変化を受けないものの、ある特定の物質の反応速度を変化させる物質をいう。当社ではCO、HC、Noxを分解・浄化するための二輪・四輪車向け排ガス触媒を指す。
ハニカム構造
ハニカムとは蜂の巣(Honeycomb)の意味で、正六角形または正六角柱を隙間なく並べた構造をいう。鉄板やセラミックスにて同構造を作り、二輪・四輪向けの触媒製造の際使用されている。
レアメタル
レアアースを含め、地球上にほとんどない金属や、さまざまな理由で取り出すことが難しい金属の総称。コバルトやバナジウムなど全部で31鉱種ある。わずかな量で製品の機能を上げることができるなど優れた特長があり、自動車、環境保全、鉄鋼など幅広い分野で利用されている。
レアアース
希土類元素のこと。周期表のスカンジウム、イットリウム、ランタンからルテチウムまでの17元素からなるグループの総称。水素吸蔵合金、二次電池原料、光学ガラス、強力な希土類磁石、蛍光体、研磨材などの材料となる。
蛍光体(EL)
蛍光を発する物質の総称。蛍光は、発光現象の1つで、ルミネセンス(物質が外部からのエネルギーを受けて光を発する現象)をいう。さまざまな色合いを作り出すのに欠かせない存在で、蛍光灯やテレビなど、様々な用途に用いられている。
電解銅箔
銅箔(銅を薄くして箔形状にしたもの)の製法の一つで、硫酸銅の槽に通電し、陰極(ステンレス製など)に析出した銅をシート状に加工したもの。
プリント配線板(PCB)
PCBはプリント配線板(Print Circuit Board)の略語。電子部品を表面に固定し、その部品間を配線で接続することで構成する板状、フィルム上の部品。
エッチング
化学薬品などの腐食作用を利用した表面加工の技法。使用する素材表面の必要部分のみ防食処理を施し、腐食剤によって不要部分を溶解侵食・食刻することで、目的形状のものを得る。銅や亜鉛などの金属加工に用いられることが多いが、腐食性のあるものであれば様々な素材の塑形・表面加工に応用可能で、プリント基板の作成にも用いられる。
MLCC
積層セラミックコンデンサー(Multi Layer Ceramic Capacitor)の略語。セラミックスの誘電体と金属電極を多層化することで、小型・大容量化を図ったチップ型のコンデンサー(蓄電器)。雑音の抑制と電源供給の補助のため、ほとんどのエレクトロニクス機器に搭載されている。
FPD
フラット・パネル・ディスプレイ(Flat Panel Display)の略語。薄型で、平坦な画面を持ったディスプレイ(表示装置)の総称で、液晶ディスプレイ(LCDディスプレイ)やプラズマディスプレイ(PDP)などが代表的なFPD。他にも発光ダイオード(LED)やエレクトロルミネセンス(EL)、有機ELディスプレイなどの方式がある。
PDP
プラズマ・ディスプレイ・パネル(Plasma Display Panel) の略語で、FPDの種類の一つ。原理は蛍光燈と同じで、表面に電極を形成した2枚のガラスの間に、ヘリウムやネオンなど希ガス族元素の高圧の気体を封入し、そこに電圧をかけて紫外線を発生させることにより、ガスを発光させる。液晶など他の方式に比べ、応答速度が速く、コントラストが高いという特徴があるが、装置の小型化が困難で、画素密度を高める。
CCL
銅張積層板(Copper Clad Laminate)の略語。プリント基板に求められる材料の一種で、ガラス布などの基材に絶縁樹脂を含浸させ、銅箔を張り合わせて積層したもの。絶縁樹脂にはポリイミド、フェノール、エポキシ、ポリエステル、液晶ポリマなどがある。携帯電話機やDVDレコーダー・プレーヤー、パソコン、デジタルカメラ、自動車の電子部品などに使用される。
EMS
Electronics Manufacturing Serviceの略語。製造業の経営効率を高めるために生まれたビジネス形態で、電子機器製造における設計、製造に加えて、開発や物流管理までを請け負う受託製造サービス。
ITO
酸化インジウムにスズを添加した化合物である酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide) の略語。ITOは導電性を持ちながら高い透明度を有しているという特徴があり、その光透過率は約90%に上る。このため、電子で表示を制御する液晶ディスプレイなどの電極として非常に適している。
IGZO
In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)から構成される酸化物半導体のこと。従来のアモルファスシリコンに比べ、液晶パネル内の薄膜トランジスタを小型化でき、また低消費電力化が可能となる特長がある。
セラミックス
成形と焼成などの工程を経て得られる非金属無機材料の総称で、一般的には陶磁器類のことを指す。
ステッパー
半導体素子製造装置の一つで、縮小投影型露光装置のこと。シリコンなどのウェハーに回路を焼き付ける際に使用する。その性能(最小線幅、単位時間毎の処理枚数)は半導体産業の競争力に直結するため、各社がしのぎを削っている。
単結晶
物質のどの部分を見ても、結晶軸の向きが同一なもの。代表的な単結晶としてはシリコンや水晶がある。

金属事業

製錬
鉱石その他の原料から含有金属を分離・抽出して精製し、金属または合金を作る工程。
酸化鉱
金属が酸化した状態で存在する鉱物。
亜鉛精鉱
亜鉛の原料である亜鉛鉱石を細かく破砕したのち、浮遊選鉱などで不純物を分離したもの。
鉛精鉱
鉛の原料である鉛鉱石を細かく破砕したのち、浮遊選鉱などで不純物を分離したもの。
自山鉱比率
原料調達の内、自ら投資した鉱山からの鉱石の比率。
LME
London Metal Exchange(ロンドン金属取引所)。銅、鉛、亜鉛、ニッケル、錫、アルミニウムなど非鉄金属中心の取引所で、国際取引の指標となっている。
TC/RC
TC:Treatment Charge (溶錬費:金属を溶かしだす費用) 、RC:Refining Charge (精錬費:金属を精製する費用)の略。製錬会社はロンドン金属取引所(LME)で取引されている地金の価格から、TCとRCの合計を引いた金額を鉱山会社に鉱石代金として支払う。TCとRCの合計が高ければ製錬会社の利益が増え、反対にTCとRCが低ければ鉱山会社の利益が増える仕組みになっている。
湿式製錬
亜鉛製錬においては、酸化亜鉛焼結鉱を硫酸に溶解させ硫酸亜鉛溶液とし、この溶液から電気分解によって電極に付着した金属亜鉛を回収する方法。
乾式製錬
亜鉛製錬においては、精鉱を焙焼させ酸化亜鉛焼結鉱とした後、コークスと混合加熱し、亜鉛の低い沸点(907℃)を利用し酸化亜鉛中の亜鉛だけを蒸発させて取り出す製法。
蒸留亜鉛
乾式製錬法で製造した亜鉛。亜鉛純度98.6%。
電気亜鉛
湿式製錬法(電解法)で製造した亜鉛。亜鉛純度99.99%
調合亜鉛
電気亜鉛にアルミを微量調合した亜鉛。自動車、家電、建材等向け溶融メッキ鋼板に利用される。
粗酸化亜鉛
亜鉛の酸化化合物(酸化亜鉛)の中で純度の低い物。酸化亜鉛はタイヤ、染料、半導体、ガラス、蛍光剤、乾電池などの原料となる。
ISP法
亜鉛の製錬法の一つ。イギリスのインペリアル・スメルティング社が考案した亜鉛製錬法で、焼結した亜鉛・鉛混合精鉱をコークスと共に炉に装入し、粗鉛は炉底から取り出し、炉の上部に揮発した亜鉛ガスは溶融鉛のシャワー中を通過し急冷、鉛に溶解吸収・冷却後に亜鉛が析出分離される。 当社の八戸製錬所で使われている方法で、鉛と亜鉛を一緒に回収できる長所がある。
製鋼煙灰
製鉄所などの電気炉を使用した際に出る亜鉛を含む集塵ダスト。
溶融飛灰
ガス化溶融炉、灰溶融炉で廃棄物を溶融処理した際に発生するばいじん(すすや燃えカスなどの微粒子)。溶融処理を行うと、廃棄物に含まれる低沸点の重金属類の多くが排ガス中に揮発するため、溶融飛灰中には、焼却飛灰に比べて重金属類が多く含まれる。

関連事業

ダイカスト
金型鋳造法の一つ。アルミニウム合金・亜鉛合金などを溶融したものを、圧力により特殊鋼の精密な金型(ダイス)に圧しこんで鋳物を得る方法。寸法が正確で仕上げがほとんど不要なことから大量生産に適している。

その他

サプライチェーン
原材料の調達から生産・販売・物流を経て最終需要者に至る、製品・サービス提供のために行われるビジネス諸活動の一連の流れのこと。製造業の場合、設計開発、資材調達、生産、物流、販売など、事業者の供給・提供活動の連鎖構造をいう。
VA/VE
VAは(Value Analysis)、VEは(Value Engineering)の略語。いずれも、自社が顧客に対して提供している付加価値を向上させるための分析手法。VAでは、バリューチェーンをベースとして、研究開発からアフターサービスに至るまでの事業活動について、競争優位性を確立するためのヒト・モノ・カネの資源の配分を考えることをいう。一方のVEでは、価値を機能とそのためにかけるコストとの関係で把握する。これは、価値を高めるための、機能とコストの最適組み合わせの実現を試みることである。
BEP
損益分岐点(Break Even Point)の略語。損益分岐点とは、売上高と費用額がちょうど等しくなるような売上高のことで、損(費用)と益が等しくなる。採算点と呼ばれることもある。損益分離点は、採算性の実績分析、将来の売上単価変動、費用の見直しなどに際し、簡単で有効な分析ツールとなる。
低価法
資産の取得原価と時価とを比較し、いずれか低い方の価額を期末資産の評価額とする資産の評価基準。低価基準ともいう。この評価基準は、時価会計とは異なり、含み益の認識はせずに含み損だけを認識する保守主義の原則に基づく会計処理法。
FIFO
先入れ先出し(First In First Out)の略語。在庫の評価方法のひとつで、先に仕入れたものを先に出庫する方式のこと。
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