奥飛騨だより

スターシュプール緑風リゾートひだ流葉スキー場と初金毘羅宵祭り

2009.3月号

 今月は、まだまだ滑走可能なスターシュプール緑風リゾートひだ流葉スキー場(以下、飛騨流葉スキー場)の様子と、真冬の祭りである初金毘羅宵祭りをお伝えします。

 岐阜県高山市から国道41号線で富山方面へ車で約1時間、飛騨流葉スキー場が見えてきます。この飛騨流葉スキー場は、三井金属ユアソフトからも約10分で行くことができる距離のため、社員の中にはシーズン券を購入して休日に目一杯スキーを楽しむ者もいます。
 年末年始は多くの客で賑わいを見せる飛騨流葉スキー場ですが、2月後半頃には客足が次第に落ち着いてきます。以前ほどの活気は無くなるものの、リフトの待ち時間が短くなりますから、スキーを存分に楽しみたい、という方にとっては今がチャンスかもしれません。

 こちらは流葉スキー場の第1ゲレンデに設置されている、スノーパークの写真です。中央に見えるのが大ジャンプ台です。上級者はここから空高く飛び立ち、クルクルと縦や横に回転、そして最後は見事な着地を決めてみせます。
 そんなシーンでは、観客から歓声があがます。他にも小さなジャンプ台があり、そちらは初心者用としてちょうどいいサイズ。まずは小ジャンプ台で慣らし、そして大ジャンプ台に兆戦、という流れのようです。ジャンプ台以外にも、スノーパークには様々なアイテムがあります。若いスノーボーダーを中心に人気のスポットです。

 毎年2月の第2土曜日には初金毘羅宵祭りが、飛騨市神岡町で開催されます。今年は2月14日の開催となりました。普段は人通りの少ない商店街の大通りですが、この日ばかりは多くの人で賑わいを見せます。
 訪れた方に楽しんでもらおうと、商店街では「肉祭り」「大声大会」「クリスタルキャンドル」「大坪酒造酒蔵公開」「GSAサイエンスカフェ」等多様なイベントが開催されました。左の写真は、クリスタルキャンドルタウンの様子。闇夜に光るキャンドルの灯りはなんともロマンチックです。このような灯りが神岡の町中至るところで見られました。

 初金毘羅宵祭り一番の見所はやはり夜に神岡の街中を練り歩く創作山車の行列です。
 今年は、例年より参加団体が多く「レールマウンテンバイク友の会」「狐組」「まるきん御輿」等、計15団体の参加がありました。特に目を引いたのは、まるきん御輿が担いだ山車です。なんと、東京藝術大学の作成物であり、縦約3.5メートル、横約3.5メートルもの巨大な山車です。山車は今にも動き出しそうなくらい細部まで丁寧に仕上げられており、見る人を驚かせていました。一体、製作するのに何日、いや何ヶ月かかったのでしょうか・・・。

 年々、規模が増していく初金毘羅宵祭り。来年はどんな山車が現れるのでしょうか。今から楽しみです。

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