８月１３日木曜日、がったんゴーの体験乗車をしてきました。この日は時折強い雨が降るなど不安定な天気でしたが、朝８時から夕方１５時までの全８便は予約で一杯でした。最終便に乗車するために、出発地である奥飛騨温泉口駅へ向かったところ、家族連れから若いカップルまで、幅広い客層が見られました。がったんゴーの人気と知名度はの着実に上がっているようです。

受付を済ませると、スタッフから、がったんゴーの乗車に関して注意事項の説明があります。片道は２．６KM、特に復路は坂道が続くため大変とのこと。説明後はいよいよがったんゴーに乗って出発です。スタッフの「いってらっしゃい！！」という大きい掛け声のもと、スロープを勢いよく駆け下ります。往路は下り坂が続くためペダルをこぐ必要はほとんどありませんでした。

途中、トンネルが２つあります。トンネルの中は真っ暗で前に何があるかもわからず、ただただ敷かれたレールの上を走ります。トンネルの真ん中辺りまで来ると、空気も冷たくなり少し薄気味悪くなります。出口の明かりが見えたときはうれしくなってしまいました。１５分程走ると、折り返し地点の神岡鉱山前駅に到着です。神岡鉱山前駅では休憩所があり、神岡のおいしい湧き水を飲むことができます。

休憩が終わればいよいよ復路です。体験乗車をした”ハイブリッド車”は自転車に補助用のモーターが付いたもので、上り坂の多い復路では助かります。しかし、そんなハイブリッド車でもすぐに疲れてしまいました。どれぐらい電気に助けられているのかと、モーターの電源を切ってみたところ、あまりの重さにペダルをこぐ足が止まってしまいました。電気にどれだけ助けられているのか思い知らされた瞬間でした。