奥飛騨だより

奥飛騨クマ牧場(2012.5月号)

2012年5月号

 冬の間は特別雪が多いという意識は無かったのですが、会社の脇に集められた除雪後の雪山が4月半ばまで残っていた事を考えると、今年は結構雪の多い年だった様です。
 そんな残雪もようやく消えた4月の終わりに、会社の近くにあるクマ牧場へ行ってきました。

 三井金属ユアソフトのある神岡町から国道471号を平湯温泉郷に向かって30分程の場所に目的の「奥飛騨クマ牧場」があります。昔から、前の道を通る度に気にはなっていたのですが、近くにありすぎる事もあり中々入ってみる機会のない場所でした。クマ牧場というのは全国に何か所かあるそうですが、その中でも「奥飛騨クマ牧場」はツキノワグマの飼育数が国内最大級だそうです。
 余談ですが三井金属ユアソフトのある神岡町もツキノワグマが生息しており、年に何度か「クマ出現注意報」が町内放送で流れる野性味溢れる場所でもあります。

 場内にはさすがに国内最大級というだけあり、クマが沢山いました。 一般的なクマのイメージは「木彫りのクマの置物(ヒグマ)」だと思いますが、ツキノワグマはそれと比べると小柄でスリムな形をしています。子供のクマがじゃれ合っている姿は、どちらかというと大型の犬の様に見えました。

 驚いたのが、非常に人間慣れしている事です。
人間が近づくと、みんな近くへ寄ってきて、立ち上がり手をふって「餌をよこせ」とアピールしてきます。その二足歩行姿が、あまりにも自然なので、実は中に人が入っているのでは…と思う程でした。

 ヒグマはさすがに見るからに貫禄が違います。
見た目も怖いですが、人が来ても気にもせずに悠々としていて、大物の雰囲気を漂わせていました。

 こちらでは、小熊を抱っこして記念写真を撮ってくれるサービスをやっています、小熊はまさに生きているぬいぐるみという感じでした。
 特にご家族連れで行かれる方には、非常に楽しめるのではないでしょうか。 神岡、高山近辺までお越しの際には、是非足を運んでみて下さい。

 クマというのは近い様で遠い存在なので、実際にこういった場所に行ってみると、色々と発見があります。 特にご家族連れで行かれる方には、非常に楽しめるのではないでしょうか。
 神岡、高山近辺までお越しの際には、是非足を運んでみて下さい。

<奥飛騨クマ牧場>
入場料 大人:1000円 子供:500円
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新平湯温泉
TEL:0578-89-2761
URL:http://www.nande.com/kuma/

2012年の一覧