「そうだ 京都、行こう」
2017年04月号
春の訪れは嬉しいのですが、みなさま花粉症は大丈夫でしょうか。
今回は3月上旬に1泊2日で岐阜を抜け出し京都旅行に行ってまいりましたので、その様子をお伝えいたします。
なかなか京都に行く機会が無く、私にとっては小学校の修学旅行ぶりだったのでとてもワクワクしました。その気持ちに応えてくれたのか、2日とも天気に恵まれました。
高山から京都市まで車で3~4時間程度で到着しました。
飛騨に住んでいるため、雪が残っていることが当たり前に思っていたのですが、ひるがのSAを越えた辺りから雪が全く無いということに何故か感動している自分がいました。
車を京都駅近くのホテルに停め、SAで購入した観光雑誌を頼りに早速行動をはじめました。
まず、京都駅に行き、市バスの1日乗車券を購入しました。京都観光する際はこちらの購入を強くお勧めします。大人500円、小児250円という価格で観光スポットへ移動することが出来ます。また夜遅くまで運行しており、夜も楽しみたい方には安心です。
早速バスに乗り、まずは金閣寺(鹿苑寺)に向かいました。
今私たちが観ている金閣寺は、建て直されたお寺です。
詳しく調べたところ、金閣寺は1950年に、ある青年僧による放火で焼失しています。
これだけ素晴らしい建築物が放火により焼失する、というのもすさまじい話ですが、放火した僧は放火の理由について「美しさに嫉妬したから」と答えたそうです。
そのような背景も踏まえて金閣寺を見ると、小学生の頃に見た金閣寺とはまた違った視点で眺めることが出来た気がします。
続いて嵐山へ向かいました。
嵐山にはパワースポットが多く存在し、その中で渡月橋と竹林の道を歩いてきました。
渡月橋とは「月が橋を渡るように見えたこと」から、亀山上皇が命名されたそうです。
残念ながら夜の渡月橋は望めませんでしたが、タイミングが良いとライトアップもされるそうです。
竹林の道はひんやり涼しく、清涼感のある道をゆっくりと歩くだけで、歩き疲れた体と心を癒してくれました。
また、今回はタイミングが合わず、乗れませんでしたが嵯峨野トロッコ列車があり、保津川沿いの自然や渓谷美を楽しめる列車もありますので是非嵐山へいらっしゃった際は足をお運びください。
その日の夜は祇園で楽しみ、翌日は清水寺に行きました。
2017年の年明けより修復工事が行われており、教科書の写真で見るような外見の本堂は拝めませんでしたが、それでも小学生の頃に感じた壮大さは変わっておりませんでした。
本堂の改修は2017年から2021年春までを予定されており、今まで通りの写真撮影は難しいですが、改修中は作業風景が見えるようになっていたり、内部構造を見せたりなど工夫しているみたいです。
江戸初期から続く伝統建築の中身を見られる機会は早々ないですから、敢えて普通でない清水寺に参拝するのもよいのではないでしょうか。
まだまだ書きたいことはございますが、このあたりにしておきます。
これから桜の綺麗な季節になりますので、この記事を読んでいただいた方自身で是非京都を味わってみて下さい。
■京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/
■市バス・京都バス一日乗車券カードについて
http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000028337.html
■嵯峨野トロッコ列車
https://www.sagano-kanko.co.jp/