2009年入社
経済学部
USA
MKCA(Mitsui Kinzoku Catalysts America,Inc.)の経理責任者として①月次決算、開示用財務報告、税務などの財務会計 ②予算策定、月次決算差異分析、資金繰り、原価管理などのを行う管理会計 ③部下育成 の三つを主に担当しています。現在の一番のミッションは部下(ナショナルスタッフ)の育成。MKCAの経理総括職に育て上げることを目標に日々奮闘しています。50人に満たない小さな会社ですが、会社運営に関わる全ての経理業務に携わっていることから、経営の補佐役として頼りにされることにやりがいを感じています。
事業の成長を間近で見ることができたことです。設立当初は機械装置の導入、試作品の製造、作業者の教育など非定常業務が中心で試行錯誤の連続でしたが、量産開始を経るなかでさまざまな仕組みも整い、現在は経営の安定化に向け順調に進んでいるところです。困難はありましたが、計画を大きく外れることなく操業が行われていることに達成感を得ています。大変なことは、経理以外の業務を行いつつ、経理業務も通常通り求められることです。部下が退職した際、採用活動を行いながら欠員分の作業をこなし、月次決算報告の締切も重なっている時期がありました。限られた時間のなか、英語で面接し、判断することは非常に困難でしたが、ナショナルスタッフの力を借りながら乗り切ることができました。
日本国内三拠点を経験しましたが、真面目で穏やかな人が多いと感じます。類は友を呼ぶと言いますが、MKCAで働くナショナルスタッフも温和な人が多いです。外注業者の方から「MKCAは良い人ばかりが集まりますね」と感心されるほど。また、同僚とはささいなことでも相談できる関係です。製造や購買など部門が違っても共通のシステムを使っているため、トラブルがあった際は担当者同士で知恵を出し合います。システムトラブルへの日本の支援は、時差の関係で米国時間の夜八時まで待たなくてはならないことから問題が大きくならないうちに何でも相談するよう互いに心がけています。
マネジメント能力が身につきました。会議とこまめなフォローで、目的、役割分担、期日をメンバーと共有します。人は電子メール一本の依頼では動いてくれません。日本でも「現場一筋の工場責任者」と「経理担当者」では阿吽の呼吸は通じないものです。顔を合わせ熱意を伝えることが、人を動かすことの極意かと思います。
経験を活かして海外拠点を支援していきたいです。海外拠点では自分が経理の専門家として、さまざまな問題にその場で判断を下していかなければなりません。国内と比べ責任範囲が広く、慣れるまで相当な苦労があります。現場主義のもと、個人の能力を開発することも大事ですが、組織としてどのように支援できるかを考えていきたいです。
本社経理部で、
三井金属単体財務
諸表の作成補佐
などを経験
彦島製錬にて、
リサイクル工場・
金属工場の原価・
棚卸資産管理を担当
MKCAの
立ち上げスタッフ、
経理責任者として
勤務
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ドライブや買い物を楽しんでいます。まとまった休みがあると、駐在員同士でホームパーティを開いたり、旅行に行くこともあります。ナイアガラの滝やワシントンDCは片道8時間かけて車で行きました。また、真冬のグランドキャニオン、近郊のアンテロープキャニオンで凍えそうになりながら観光したのも良い思い出です。