Interview01
携わる喜び
仕事の“成果”を街で実感することも
現在担当している
業務について教えてください。
主に新規品の立ち上げを担当しています。図面や金型を基に新しいダイカスト製品の生産をスタートさせる段階で、たとえば溶融金属を圧入させる速度や注入後に金型を保持する時間等々、鋳造に関わるさまざまな条件を策定していく業務です。そうした鋳造条件をもとに基準書等の作成も行っています。今はこれに加えて、付帯設備やエネルギーの原単価を管理する業務も少しずつはじめている状態です。
お仕事のやりがいは
どのようなところにありますか?
当社の主力製品は自動車用LEDヘッドライトのヒートシンクですが、最近はEVやHVの増加に伴って、ECU(Electronic Control Unit)やPCU(Power Control Unit)といった電装部品の生産も増えてきました。モーターやトランスミッションを制御する、いわば自動車の中枢に位置付けられるような製品づくりに関わることができるというのは、やはり大きなやりがいです。自身が担当した部品を搭載している車種が街で走っているのを見かけたりすると、「あ、自分がつくった部品が載っているな」なんて思って目が向いてしまうときもあります。
地元&ものづくり志向が入社の決め手に
入社動機や「入社して良かった」と
思えることを教えてください。
地元出身で、かつ地元の大学に通っていて、就職についても最初から地元志向でした。また、もともとデスクワークよりは工場勤務等で、ものづくりの道に進みたいと考えていたこともあります。それで、ある企業説明会で三井金属ダイカストと出会い、自動車部品をつくっていることを知って、「こういう形でものづくりに携わりたい」という気持ちが大きくなりました。入社して良かった点はというと、これは所属する鋳造グループの話になりますが、一定の緊張感はありつつも職場の雰囲気が和気藹々としているところです。幅広い世代の方々がいらっしゃる職場ですが、歳の離れた方とも冗談まじりにいろいろと世間話ができたりして、仕事だけの堅い職場でないところが気持ち的にもラクというか。分からないことがあっても質問しやすく、自身の成長にもつながりやすい環境だと感じます。
周囲をサポートできるよう、あらゆる面で成長を
今後、ご自身のどのような
ところを成長させていきたいと
考えていますか?
全体的に「まだまだ、これからだな」と感じています。たとえば何かの不具合が出たとき、「この鋳造条件を、こう変更すれば良くなるのでは?」といったことが上司の方は分かっても自分には分からないときがあったりして。また、製品だけを見てればいいという話ではなく、設備や機械のことも深く理解しなければいけませんし、覚えることはまだ数多くあります。とにかく鋳造のプロセス全体を見渡したうえで、どのような質問をされてもだいたいの答えが出せるようになりたいです。将来的には管理職になることも目指していますが、まずは周囲の人々をサポートできる人間に成長することが一番大事な目標になりますので。
休日または仕事以外の時間は
どのように過ごしていますか?
かなり多趣味なほうで、シーズンによって異なるアクティビティを楽しんでいます。今は夏にサバゲー、冬にキャンプに行っています。後者は1人でどこかのキャンプ場に行って、1人でテントを立てて一泊したりしています。朝霧高原まで行ったりするので夜は-15℃ぐらいに冷え込むときもありますが、そのぶん星は綺麗ですし、ハマると本当に面白いです。会社の同期や後輩を誘ったりしつつも、なかなか共感は得られていませんが(笑)。