データセンター業務

データセンターチーム 平田 靖明

データセンター業務と並行して新しいプロジェクトに挑戦

私が学校で専門的に勉強してきたのはWeb系のプログラム。就活でも当然、Web系の知識を生かせる会社を目指していました。当社の説明会に参加したところ、「SAP ERP」を得意とする企業であることを知りました。Web系とは異なる世界ですので、「この会社は自分には向いていない」との印象を持ったのですが、よく話を聞いてみると、情報センターが中心となってWeb系のプログラムを使って新しい事業に取り組もうとしていることを知り、自分にも可能性が広がるのではと思うようになりました。

面接では光栄にも「Web系のプログラムの専門家はウチは少ない。だからキミが頑張ってくれ」との言葉をいただきました。自分が中心となって未知の世界にチャレンジできる場が広がっていることに可能性を感じて入社を決めたというわけです。

東京で同期とともに2か月間の研修を受けた後、情報センターに本配属となったのは6月のこと。三井金属グループを中心とする55社、国内外約90拠点のシステムのサーバがここに集約されており、私たちはその運用と管理を業務の中心に据えています。

私自身もサーバのログチェックなども行いますが、一方で入社動機にもなったWeb系の新規事業にも着手。最初は先輩とともに三井金属ユアソフト社内で用いるWeb系決済システムの効率化に取り組み、自分でプログラムを作り上げるというプロセスを経験しながら、仕事の流れを身に付けていきました。

1年目からリーダーとして多くの技術者を束ねる立場に

その案件が終わると、今度は本格的に対外的なプロジェクトに参画。三井金属グループが利用する社内ポータルサイトの再構築という大掛かりな案件を担当することになりました。このサイトでは社内情報の共有や会議室の予約、各種マニュアル等の閲覧ができるのですが、10年ほど前に作られたものですので時代に合致していない部分が多々ありました。それを全面リニューアルしようというわけです。

私はコミュニティ機能の開発リーダーを任されており、協力会社の方と連携しながら要件定義から設計、開発、テストまでの一連の流れを見ています。1年目からこれだけ責任の重い役割を担うことになったのはさすがに驚きました。毎日が困難の連続で、特にチームメンバーの作業をチェックするのに大変な思いをしました。自分で好きなようにプログラムを組めばよかった学生時代との違いを痛切に感じましたね。

しかし、会社側がまだ新人に過ぎない私を全面的に信頼してくれることに、大きなやりがいを見出しています。私自身、自分が学校で培ってきた知識が「どれだけ通用するか」というチャレンジの意味も込めて当社に入社しましたが、まさにその思いを叶えられていることに充実感を得ています。

この春にはようやくテストフェーズに入り、システムは無事に完成する見込みです。先日は上司から「最初は本当にできるか心配していたが、予想以上のものができてびっくりした」とお褒めの言葉を頂いて、うれしい気分に包まれました。

ただ、今の自分に満足しているわけではありません。例えばWeb系と言ってもプログラムしか理解していませんのでデザインなども極めたいですし、情報センターの本業たるサーバ面の知識はまったく足りない状態。一つひとつの知識をしっかりと身に付けて、着実にステップアップしていきたいですね。

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