奥飛騨だより

伊勢志摩の旅

2012年12月号

 今回は11月に社員旅行で訪れた、伊勢志摩の旅の様子をご紹介いたします。
「伊勢志摩」(いせしま)は三重県南東部にある地域で、南勢とほぼ同じ地域を指しますが、伊勢志摩の方が観光地の名称としてよく用いられています。
三井金属ユアソフト本社(岐阜県飛騨市神岡町)からは、バスで高速を乗り継ぎ片道5時間程かかりました。

二見興玉神社(鳥居)

二見興玉神社(鳥居)

 最初に訪れたのが、「夫婦岩」で有名な二見浦にある二見興玉(おきたま)神社です。
古来、伊勢神宮に参拝する前に、二見浦で禊(みそぎ)を行うのが慣わしだったそうで、それに代わるものとして、二見興玉神社で無垢塩祓いを受けるようになったそうです。
昼食で、名物の「伊勢うどん」を頂き散策へ出かけました。

夫婦岩

夫婦岩

 この日は風が強く、打ち寄せる波しぶきを避けながら暫く海岸沿いを歩いて行くと、夫婦岩が見えてきました。
海面から見える印象では、意外と小さいなと感じましたが、実際は 男岩(写真左側):高さ9m 女岩(写真右側):高さ4m あるそうです。
夫婦岩は古来より日の出遥拝所(ようはいじょ)として知られており、5月~7月の間は夫婦岩の間から日の出を見ることが出来るようです。

 夫婦岩を見たあと伊勢神宮詣でに向かいました。
「お伊勢さん」と親しみ易く呼ばれる伊勢神宮ですが、正式には「神宮」(じんぐう)といいます。
神宮内宮を歩いて行くと右手に川が見えてきました。五十鈴川(いすずがわ)というそうで、お参り前の御手洗場(みたらしば)となっています。この御手洗場では、かつては手洗いだけではなく口濯ぎまで行われていたそうです。
身を清めたあと、いよいよ参拝へ。

伊勢神宮(五十鈴川)

伊勢神宮(五十鈴川)

 参拝客で埋め尽くされた境内までの長い石段に並びながら、初詣の時などはどうなるのだろうなどと同僚と会話しながら待つ事20分、ようやく参拝が出来ました。木々に囲まれた境内は神秘的で、何かパワーを貰えた感じがしました。
今回は内宮(皇大神宮)を一回りしましたが、伊勢神宮は、内宮・外宮(豊受大神宮)の他、14の別宮、摂社・末社など125社で成り立っているそうですので、まだまだ見所はありそうです。
来年は、20年に一度の式年遷宮(しきねんせんぐう)が行われます。

伊勢神宮(境内前)

伊勢神宮(境内前)

 2日目は「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」へ行きました。
小雨がパラつくあいにくの空模様でしたが、スペインの町並みなどが体感出き、また、アトラクションも多くあり童心に戻り楽しむ事が出きました。

スペイン村(時計台)

スペイン村(時計台)

スペイン村(町並み)

スペイン村(町並み)

スペイン村(アトラクション)

スペイン村(アトラクション)

焼き牡蠣食べ放題

焼き牡蠣食べ放題

 今回の旅行の締めは「牡蠣食べ放題」です。
時間制限があることもあってか店内は忙しそうで、次々と運ばれてくる牡蠣の殻を開けるのに苦戦しながら、各々持参した醤油やポン酢などで色々な味を楽しみました。
これだけの量の牡蠣を食べるのは初めてで、私は早々に満腹になりギブアップしましたが、数名は時間が許す限り秋の味覚を堪能していました。

 私自身、出不精でなかなか旅行へ行く機会が少なく、唯一の機会が毎年の社員旅行になりますが、今回の旅行でさらに親睦を深める事が出きたと感じています。
もし皆さんの会社やご家庭などで長く旅行をされてみえないようでしたら、この機会に計画されてはいかがでしょうか。

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