奥飛騨だより

高岡おとぎの森公園

2018年10月号

 厳しかった暑さも落ち着きを見せ、雨が多いせいか、すっかり秋めいた気温に落ち着いてきました。
 今回の奥飛騨だよりは、三井金属ユアソフト本社から車で1時間半ほど北の富山県高岡市にある、「高岡おとぎの森公園」をご紹介します。

 

高岡おとぎの森公園 景色

高岡おとぎの森公園 景色

 広い芝生が特徴の公園で、公園全体では東京ドーム 約2.5個分の面積があります。この日は秋晴れの良い天気に恵まれ、芝生はキャッチボールやボール遊びをする家族連れでにぎわっていました。
おとぎの森公園という名前の通り、色々な場所で昔話に出てきそうなマスコットと出会います。公園にかかる橋は「メルヘン橋」と言い、おとぎの森公園の公式マスコットである「かえる博士」などが描かれています。

公式マスコット かえる博士

公式マスコット かえる博士

足の生えた樹と、植物の種をまく鳥

足の生えた樹と、植物の種をまく鳥

 メルヘン橋を渡ると、土管と共にカラフルなオブジェが見えてきました。

ドラえもんの空き地

ドラえもんの空き地

 富山県高岡市は漫画家「藤子・F・不二雄」さんの出身地であり、代表作であるドラえもんのキャラクター像が並ぶ広場があります。敷地内には、ドラえもんの道具が描かれた日時計もあるそうです。

 公園には大型の遊具もあります。ひときわ目を引くのが、2階ほどの高さがある滑り台です。子供と一緒に滑ってみました。
 滑り台の滑り口までは螺旋階段を昇ります。昇り切るとかなり高さがあり、上から見下ろすとヒヤリとします。

 思ったよりスピードが出るので、子供と一緒に大人も楽しく遊べました。大人が滑る場合、自重でかなり摩擦熱が発生しますので、厚手のズボンで滑ることをお勧めします。
もう1つ目を引くのが、高い塔のような建物「おとぎの森館」です。ここでも公式マスコットの「かえる博士」が出迎えてくれます。

 他の公式マスコットと共に地域の生態系について学ぶ体感アトラクションがあります。

 また、エレベーターで3Fの展望台まで登ると、公園を一望できます。公園の中央には一級河川の千保川(せんぼがわ)が流れており、6月には蛍が飛び交うそうです。

 展望台からは北陸新幹線の線路を眺めることができます。展望台内には北陸新幹線の時刻表や案内動画も掲載されており、子供と新幹線が通るのを楽しむことができました。

 今回は紹介できませんでしたが、他にもバラ園や水遊びできる浅瀬など、自然と触れ合える設備が数多くある公園です。お近くで休日を過ごされる場合は、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

■高岡おとぎの森公園
https://www.city.takaoka.toyama.jp/joho/shisetsu/otoginomori.html

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