間口も大きくなく階数も低い店舗ビルなどに適用した場合、普通コンクリートやALCを使用するよりも構造性能が向上することがあります。

ホームセンターや大規模店舗などの建築物の場合には、普通コンクリートを使用するよりもロングスパン化が容易で、空間の自由度が増します。

例えばペンシルビルといわれる塔状の建物（下の写真のような建物）。10F以下の場合でも上部構造を軽量化させることは、杭寸法の低減が可能となり、かつ耐震性能の向上にもつながります。