飛騨古川三寺参り 2021
2021年2月号
1月7日に東京都、 埼玉県、千葉県、神奈川県(1都3県)に2回目の緊急事態宣言が出されてから、
7日後の1月14日に、弊社三井金属ユアソフトの本社を構える岐阜県においても緊急事態宣言の対象地域に加えられました。
緊急事態宣言下ではありますが、毎年1月15日に行われる飛騨古川三寺参りが規模を縮小し開催されるという事で、取材してきました。
三寺参りは本来、親鸞聖人のご恩を偲び、町内の3つの寺、円光寺・真宗寺・本光寺を詣でるならわしなのですが、明治時代、
このお参りが若い男女が知り合うきっかけとなったことから、「縁結びが叶うお参り」として 全国に知られるようになりました。
今年は、コロナ禍という事もあり、早期のコロナ終息を願い三寺参りに参加しました。
まず初めに、どのお寺からお参りするべきかというところですが、決まった順序は特にありません。
初めに古川町の真ん中を流れる瀬戸川沿いに建つ円光寺をお参りし、真宗寺→本光寺とお参りする方が多い様に感じます。
私も円光寺→真宗寺→本光寺の順にお参りしました。
お寺の周辺、祭り会館前(毎年4月19日、20日に行われる古川まつりの勇ましい起し太鼓、絢爛豪華な屋台を紹介する会館があります)、
そして瀬戸川沿いには、大きな雪像ロウソクが立ち並び、風情が感じられます。
普段であれば、雪像ロウソクの設置以外に瀬戸川沿いの千本ロウソクの観賞、灯篭流しができるのですが、今年はありませんでした。
普段であれば、「白壁土蔵」前には、灯篭流しを行い祈願する方が大勢いるのですが、緊急事態宣言中という事もあるのでしょうか、
人よりも灯篭、雪像ロウソクの方が多い状況でした。古川町の人口を考えるとこれが本来の姿なのかもしれませんが、
個人的には大勢の着物姿の方や観光客の方と盛大に開催出来ればと思いました。
3年前にも三寺参りの取材をしているのですが、その年の写真と比べると雲泥の差です。その画像がこちら↓
コロナが終息し、安心して観光ができる状況になりましたら、是非お越しください。
■飛騨市公式観光サイト 三寺参り
https://www.hida-kankou.jp/event/1286/
■三井金属ユアソフト奥飛騨だより 2018三寺参り
https://www.mitsui-kinzoku.co.jp/group/yoursoft/okuhida/detail/201802/