奥飛騨だより

飛騨大鍾乳洞

2015年9月号

 まだまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目で体調も崩しやすい時期になるため、皆様も体には十分ご注意下さい。

今月は、岐阜県高山市丹生川町にある”飛騨大鍾乳洞”を紹介します。
筆者の私も鍾乳洞に行くのは初めてで、この洞窟探検をワクワクしながら行ってきました。

アクセスとしては、高山ICから約20分の場所にあります。
向かう途中には飛騨高山で有名な板蔵ラーメンの製造工場もあり、無料で試食体験が楽しめます。ベースは醤油味となっており飛騨らしい味でとても美味しいラーメンでした。その他にも「しお、カレー、担担麺」と色々な味が楽しめました。

飛騨高山 ドライブステーション板蔵

飛騨高山 ドライブステーション板蔵

無料試食のラーメン

それでは、お腹も膨らませた所で、本日の目的地 に向かいます。
飛騨大鍾乳洞は日本全国に約80カ所あるという観光鍾乳洞の中でも、日本一の標高900mに位置しています。

道沿いの案内板

道沿いの案内板

周りの景色

周りの景色

見学料1,100円を支払い鍾乳洞を探索します。
約800mにも及ぶ幻想の宮殿が、太古の夢へと誘います。 (案内図より)

鍾乳洞内の案内図

鍾乳洞内の案内図

鍾乳洞入り口

鍾乳洞入り口

洞内は平均気温は冬で8度、真夏の時期でもなんと12度と自然冷房が効いたとてもヒンヤリした空間になっています。
真夏だからと言って半袖で入ると体調を崩すので上着は忘れずに!

洞内に入ってから間もなく幻想的な空間が広がります。色々な電飾を使い非常に美しい場所になっており感動です。
写真は「竜宮の夜景」という場所で洞窟内ではもっとも天井が高い場所となっています。鍾乳洞は狭いイメージがあったのですが、おそらく4mの高さはあります。

竜宮の夜景

竜宮の夜景

宝船

宝船

写真のように赤や青、緑といったライトを照明するには理由があり、白色電球や蛍光灯を使用すると人の出入りなどで持ち込まれた菌やコケなどが洞内に繁殖してしまうそうです。

 

ストロー鍾乳洞

ストロー鍾乳洞

さらに洞内を探検していくと、洞窟の環境を活かして、日本酒・焼酎・ワインなどの長期低温貯蔵庫がありました。酒類は低温で長期貯蔵するとまろやかな独特の味わいになるそうです。一度は味わってみたいものです。
その他にも、”うど”の栽培もされています。日に当てず、一年中同じ温度・湿度が保たれる環境で栽培されるうどは白くて長い高級食材に育つようです。

洞窟低温貯蔵庫

洞窟低温貯蔵庫

ウド栽培

ウド栽培

まだまだ残暑が残るこの季節、避暑としてもオススメです。
神岡、高山付近までお越しの際には、是非足を運んでみて下さい。

<飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション>
入場料 大人:1100円 子供:550円
営業時間:4月から10月 8:00~17:00(閉館17:30)
11月から3月 9:00~16:00(閉館16:30)
住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147
電話:0577-79-2643
アドレス:hida@syonyudo.com

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