飛騨神岡初金毘羅宵祭
2016年3月号
今月は、2月27日に行われました「飛騨神岡初金毘羅宵祭」をお伝えいたします。
今年から、三井金属企業集団※1の一員としては初めて参加しました。
最初に「飛騨神岡初金毘羅宵祭」について簡単にご紹介いたします。昭和30年に地元の消防団で行われた、欅(けやき)造の大きな額を献納する式典が始まりで、翌年からは商売繁盛・家内安全を祈願する夜祭として現在に至っています。昔は、芸妓さん50余名も参加し華やかなイベントだったようです。
詳しくは、初金毘羅宵祭のはじまりをご覧下さい。
先月号でも少し紹介致しましたが、金毘羅様に商売繁盛・家内安全を祈願するため、江戸木遣保存会と手古舞の行列を先頭に、神岡消防団、地元の企業、同級会などが山車と踊りを披露します。
今年は、60周年の節目でもあり例年以上の16社中の参加がありました。
三井金属企業集団として、昨年11月のノーベル物理科学賞受賞となった実験器具のニュートリノをイメージさせる山車を披露し、全員で「ブロッコリン体操」を踊りました。「ブロッコリン体操」は神岡保育園園長先生に指導して頂きました。
可愛い園児ではなく、厳ついおじさん達を前に教える先生の姿を想像すると・・・(笑)
山車は写真でも紹介しますがニュートリノが宇宙から地球に届く模様を描いてあります。
長々と説明するよりまず準備から当日までの写真を掲載致します。
保育園での練習を録画した映像を見ながら毎朝の練習は気分もすっきり仕事も捗ります。
※1三井金属鉱業及び子会社の4社
(神岡部品工業株式会社、三井金属エンジニアリング株式会社神岡支店、三井金属鉱業株式会社触媒事業部神岡工場、三井金属ユアソフト)
みんな集まっての1回目の練習
日々の練習成果の確認、みなさん練習されていたようで初めての練習にしては意外と様になっています。
3回目の合同練習
おそろいの衣装で気分は「ブロッコリ」
緑のアフロヘア―と「三井金属企業集団」の文字を背中に印刷したジャンバー
次は山車と先導車の作成中の模様とお菓子まきの準備風景です。山車と先導者は共にノーベル賞受賞関連の装飾になっています。作成は、三井金属エンジニアリング株式会社が主体になり作業されました。やはり「餅屋は餅屋」です。わが社は行列の途中とステージでダンスを披露する際に配るお菓子を担当。
山車
先導車
お菓子の袋詰め
行列中とステージでのダンス披露のあとに配るお菓子の袋詰め1000個は結構大変!
準備も整い本番を待つばかり
27日は朝のうちは晴天でしたが夕方から少し小雨が混じる天候で心配しましたが、傘をさすこともなく開催されました。道路に雪はなく山車を引くには問題ないコンディションでしたが、まだまだ寒い神岡です、参加者はカイロ・タイツ等防寒対策をしての参加です。
出発前の準備
先ずは景気ずけ、気分もよくなったところでメイク開始。気分は陽気な「ブロッコリ」メイクは照れ隠しもあるのかな?
行列開始
開会あいさつの後は、神岡木遣り保存会と神岡手古舞の披露を皮切りにいよいよ行列の開始(川原ポケパークから約500メータ先の洞雲寺)
途中沿道で踊りながらパフォーマンスを披露
イメージキャラクタ「飛騨のこんぺいくん」はだるまとペンギンの合体したもので、「転ばない」・「飛ばない」、商売繁盛・家内安全を意味しているようです。
いよいよ『三井金属企業集団』出発
日頃の練習成果のお披露目
いいよラスト
ステージでの披露後は、全員で洞雲寺にて家内安全・商売繁盛を祈願
この後さらに反省会なる宴会が開かれましたが取材はここで終了させて頂きました。
来年も2月中旬の土曜日に行われます。
参加されたみなさん準備から本番までお疲れ様でした。
今回の記事では残念ながら割愛致しましたが、広場ではバザーも開かれました。寒い中「とんちゃん」で熱燗もいいかもしれません。