奥飛騨だより

飛騨の秋

2017年09月号

残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。
の文面で始める予定でしたが、飛騨の朝晩はここ数日寒く秋を感じるこの頃です。
気温も13~16度くらいで肌寒く、通勤の車は暖房にすることもあります。
今回は、国道41号沿いにある農産物直売所施設「あじか」を紹介いたします。
東海北陸道を高山インターで下り、富山方面に向かいトンネルを抜け約1Km北上した場所にあります。 目印は、「あじか」の看板です。
裏も同じデザインですので、富山方面からも同じ目印になります。

高山方面から

高山方面から

「あじか」の営業時間は朝8:00~夕方4:00迄です。
朝6:00には、地元の農家の人たちが取れたての野菜や花等を搬入されます。
土曜、日曜は開店を待つ人で列になることもあるようです。
私は、昨年の10月に東京の親戚に頼まれて、キノコを買うため開店15分前に行きましたが駐車場はほぼ満車状態。
目当ての、ねずみたけ(ほうきたけ)を無事買うことができました。
取材に訪れた時間が平日の11:30頃でしたので、駐車場の空きはたくさんありました。
陳列してある品数が少なくなっていたので朝一で行った方がよかったと少し反省!
店内に入ってまず目を引いたのが、「へちま」のようなものでした

なにかな?

なにかな?

 「天狗かぼちゃ」とシールが貼ってありました。
飛騨で生まれ育って50年、初めて聞いた名前でした、早速写真を撮りながらスマホで検索し情報ゲット。
時期 9月~12月
特徴 ヘチマのような形をしており、長さは50~80cm
料理 通常のかぼちゃに比べ糖度が高く、スープやデザート、煮物に適している
家族は、かぼちゃ大好き、値段も手ごろ買っていこうかな?
かぼちゃが苦手な私は当然スルーし他の食材へ・・・・

次に目に入ったのが「あぶらえ(えごま)」
今は少し高めですが、どこのスーパーでも買うことが出来るようなりました。
今でも、実家ではエゴマを作って料理に使っています。
我が家での食べ方
・御餅につけて
すり鉢・すりこぎでつぶし、砂糖・醤油でペースト状にして焼餅につけて食べます
・ほうれん草・ゆでた白菜にかける
ほうれん草・ゆでた白菜に醤油やポン酢で味付けし、すりつぶしたエゴマをたっぷりふりかける ・うどん・そばの薬味
温かいかけうどん・そばにすりつぶしたエゴマを麺が見えなくなるほどかける。
※うどんの薬味は我が家だけかも?
記事を読まれた方は試してみてください。(笑)

生のエゴマと調味料

生のエゴマと調味料

写真はありませんが、あぶらえ味噌をたっぷりまぶした五平餅もお忘れなく

秋の味覚栗

秋の味覚栗

飛騨のシメジ

飛騨のシメジ

最後に、今回は時期が早く店頭には並んでいませんでしたが、おすすめの食材を紹介いたします。

1)10月中旬ごろの新米
2014年10月号で紹介しました、「はさ干し」で収穫したお米は最高です。
現在は、人手不足などで「はさ干し」のコメは農家でも自分で食べる分ぐらいしか作られませんがもしかするとあるかも?
コンバインで収穫したお米もおいしいですよ。

2)10月初旬からの松茸
飛騨でとれた本物の「松茸」値段は結構高額ですがスーパーよりは格段に安いです。
我が家は未だ買ったことがありません。
買わなくても親戚や近所からの頂きもので十分ですので。(笑)

冒頭にも書きましたが、土曜、日曜は早起きし頑張って開店前に並んでみてください 少しメタボ気味の筆者は食欲の秋を我慢し運動の秋に徹します

■飛騨国府 特選館あじか
https://www.hidaajika.com/

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