奥飛騨だより

はじめての名古屋城見学?

2018年12月号

そろそろ冬も近くなり、奥飛騨も秋深まる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の奥飛騨だよりは、名古屋城を見学した際の風景をご紹介いたします。
私は以前、三井金属ユアソフト名古屋事務所に勤務していましたが、一度も名古屋城を訪れたことがありませんでした。
10月中旬に名古屋へ行く用事がありましたので、念願かない名古屋城を見学することといたしました。
天守閣の石垣工事等が行われていました。

天守閣の様子です。写真は、「剣塀(つるぎべい)」と呼ばれる塀で、他国から攻撃を受ける際に、 鋭い槍がぎっしりと並べられていたそうです。この頃は修復工事の真最中で、工事用の足場が組まれていました。

1.剣塀と天守閣

1.剣塀と天守閣

いくつかの施設への立ち入りが制限されており、見学可能な城内のエリアは本丸御殿のみでした。
この日も多くの観光客が訪れており、唯一の城内見学である本丸御殿見学には数多くの方が順番待ちをしていました。
私もその長い列に並び、最初に見たのが「本丸表一ノ門跡」でした。
慶長17年(1612)の建築とのことで江戸時代初期の建物ですが、昭和20年(1945)の空襲で焼失し、現在は復元された建物とのことです。

2.本丸表一ノ門跡

2.本丸表一ノ門跡

本丸御殿の建屋内に入ると、総檜(ヒノキ)作りの美しいな通路が広がります。
本丸御殿は、尾張藩主の住まいとして、主君である徳川家康公の命により建てられたとのことです。
こちらも空襲で焼失したとのことですが、名古屋市が平成21年(2009)に復元工事を行われ、現在に至っています。

内部を進むと、多くの和室が並んでいました。どの部屋も金箔や絵扉などのきらびやかな装飾が施されておりました。

3.対面所内

3.対面所内

4.通路天井

4.通路天井

途中からは、廊下・部屋を含め、とても豪華な欄間が並んでおりました。
先ほどの部屋よりも豪華で、彫刻は細かい箇所まで彩色されており色鮮やかでした。

5.豪華な装飾(1)

5.豪華な装飾(1)

6.豪華な装飾(2)

6.豪華な装飾(2)

各所には、音声ガイダンスをスマートフォン等で聞くことができる仕組みがありました。特に外国人観光客の利用が多い様でした。

7.広間

7.広間

8.ガイダンス案内

8.ガイダンス案内

城外には「金のシャチホコ」が展示されていました。
天守閣には金シャチが2つ見えましたので、レプリカなのでしょうか?
それでも、多くの方が順番待ちで写真撮影されていました。

9.金のシャチホコ

9.金のシャチホコ

出口近くでは、おもてなし武将隊のアトラクションがあり、 小さなお子様やそのお母さま方?の声援を受けながらミニショーを披露されていました。
秋晴れの暑い中、甲冑姿の演者さんがひと際注目を引く大きな声で演じていました。
演技の後、子供たちとの撮影会が賑わしく行われていました。

10.おもてなし武将隊

10.おもてなし武将隊

名古屋城近辺には、「おかげ横丁」があり、名古屋めしで知られる名古屋のおいしい食べ物のお店が立ち並んでいました。 久しぶりの名古屋で楽しいひと時を過ごすことができました。

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