氷見市海浜植物園
2019年10月号
10月に入り、退社時間には外は薄暗くなり、薄い上着がないと肌寒く感じます。鈴虫も至る所で鳴いており、秋の訪れを感じています。
今回の奥飛騨だよりは富山県氷見市にある、氷見市海浜植物園をご紹介します。
氷見市海浜植物園は本社のある飛騨市神岡町から車で約2時間の道のりです。私は富山市在住ですが、富山市から出発しても約50分かかります。
到着すると迫り出している最上階が特徴的な建物が目に入ります。後ほどご紹介しますが、最上階はカフェレストランとなっております。
園内は、「展示庭園」、「グラスチューブ」、「温室」、「ふれあい園花壇」、「海浜散策園」の5エリアに分かれておりますが、
現在リニューアル工事のため「展示庭園」と「グラスチューブ」は残念ながら見学することができません。
しかし期間限定で「いきもの標本展」が開催されており、氷見市でみられる身近な植物や昆虫、外国産の珍しい昆虫も見ることができます。
大きなカブトムシはやはりかっこいいですね。
メインの温室エリアに入ります。温室ですので、エリアに入る前から熱気が漏れておりました。
エリア内に温度計が設置されており、確認するとなんと40度!この日は台風の影響で暑かったため薄着で行きましたが、
コートなどで厚着をする冬に行った場合は、きっと暑すぎてコートは着ていられないでしょう。
ところで温室で育つ植物と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?大きな葉?綺麗な花?美味しそうな果物?
私は真っ先にバナナが思い浮かびます。美味しいですよね、バナナ。富山で青々と実ったバナナを見ることができます。
面白い植物がありました。「ミッキーマウスノキ」という植物です。
写真の紹介文にもありますが、その名の通り、熟した果実がミッキーマウスのように見えることからこの名が付いたそうです。
右側の写真、左上の果実がミッキーマウスに見えるような気がします。
この日は午前中に植物園を見て回りましたので、お昼は植物園4階にあるカフェレストラン「ボルカノ」でランチをいただきました。
冒頭で紹介しました、建物から迫り出しているお店です。
天気が良ければ富山湾と立山連峰を眺めながら食事ができる、ロケーションに大変優れたお店です。
しかし台風の影響でこの日は曇り・・・、綺麗な景色を眺めながら食事、というわけにはいきませんでした。
メニューはガレットランチ、パスタランチ、ご飯ランチがメインとなっています。
「ガレットってどんな食べ物だ?」と興味を惹かれ、同行してもらった嫁と2人でそれぞれ違うガレットランチを注文しました。
植物園で初めて見る植物も多かったですが、ガレットという食べ物も初めて食べました。
二人で四苦八苦しながらいただきましたが、そば粉の生地に包まれた野菜やお肉は大きめにカットされており、大変食べ応えのある料理でした。
もちろん味も文句なし、とても美味しかったです。
デザートも気になりましたが、ガレットで意外とお腹一杯になり今回は断念。今度はデザート目的で訪れてみようと思います。
現在はリニューアル中の氷見市海浜植物園ですが、普段なかなか見ることのない植物をじっくり眺め、
景色の良いカフェレストランで一休み、そんなゆっくりした時間を過ごす1日はいかがでしょうか。
(参考)
氷見市海浜植物園:http://www.himi-kaihin.com/
シーサイドハウス ボルカノ:http://www.himi-kaihin.com/volcano/