日本唯一の2階建てゴンドラ
2020年11月号
秋も深まり、木々が色付き始めてきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の奥飛騨だよりは、新穂高ロープウェイへ行った際の様子をご紹介いたします。
新穂高ロープウェイ乗り場は、当社から国道471号線→475号線へと車で50分ほど走らせた場所にあります。
標高2,156mにある山頂展望台からは、季節ごとに笠ヶ岳や西穂高岳など北アルプスの美しい表情を楽しむことができます。
【新穂高ロープウェイ沿革】
1970年 新穂高ロープウェイ開業
1987年 1度目 ゴンドラのモデルチェンジ
1998年 2度目 ゴンドラのモデルチェンジ(日本初2階建てゴンドラへ)
2020年 3度目 ゴンドラのモデルチェンジ
今回は、今年6月に新しくなったゴンドラと山頂からの紅葉を見るために行ってきました。
ゴンドラはオーストリア・カルバテック社製のオーダーメイドで、定員が105人という大型のものです。
このロープウェイは山頂まで一気に登るのではなく、途中で乗り換えるようになっています。
最初の乗り場が第1ロープウェイ乗り場、次の乗り場を第2ロープウェイ乗り場と呼んで、第2ロープウェイの終着が山頂になります。
山頂までの料金は、第1ロープウェイ乗り場から、往復で3,500円ですが、第2ロープウェイ乗り場までは、直接車でも行くことができます。
そこからだと、2,900円と少しお得になり、道中は景色の良い自然の中を通るので、おすすめです。
また、第1第2のどちらからでも、歩いて頂上にいくこともできるので、体力に自信のある方は是非挑戦してみてください。
運行時間は朝8時半から16時までの、毎時15分と45分の30分おきにあります。
また、春・夏・秋は期間限定で、星空観賞便が夜8時半まで運行しているそうです。
乗車券を購入し、乗車後しばらくは天候がよく、ゴンドラから周りの木々の美しい紅葉を見ることができました。
しかし、山の天気は変わりやすく、山頂付近に近づくにつれ、天候が悪くなりました。
残念ながら頂上は視界が悪く、北アルプスの山々の紅葉を見ることができませんでしたが、なんと雪を見ることができました。
奥飛騨では私の想像を超え、早くも冬が訪れようとしており、驚きました。
山頂から下りのゴンドラに乗り、第2ロープウェイ乗り場へと戻ってくると、パンのいい匂いがしてきました。
そこでは、ゴンドラの形をした食パンが販売されていました。テレビでも紹介されており、この食パンを購入するためだけに、ここまで足を運ぶ方も多いそうです。
皆様も飛騨へ訪れた際は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
■新穂高ロープウェイ
https://shinhotaka-ropeway.jp/