三井⾦属グループだからこそできる

SAP S/4HANA 新規導⼊

SAP S/4HANAとは?

ドイツのソフトウェア企業SAPが提供する、世界トップシェアを誇る次世代ERPシステムです。
SAPの「S/4HANA」という名称は、「SAP Business Suite 4 SAP HANA」に由来し、
リアルタイムデータ処理が可能なインメモリーデータベース「SAP HANA」を基盤に構築されています。

SAP S/4HANAの新規導⼊に
向いているお客様

DXを⽬指している企業

DXを⽬指している企業

DX推進に必要なデジタル基盤を提供し、AIや機械学習を活用した自動化や予測分析などのインテリジェントテクノロジーにより、DX推進を後押しします。

グローバル展開を⽬指す企業

グローバル展開を目指す企業

グローバルビジネスに必要な多言語・多通貨機能、各国の法規制に対応したコンプライアンス管理を備え、グローバル展開を推進します。

現⾏のERPが⽼朽化している企業

現行の基幹システムが
老朽化している企業

最新のインメモリーデータベース技術による高速処理と、シンプルなデータ構造による管理の容易化により、老朽化・ブラックボックス化した基幹システムを最新技術で刷新できます。

業務標準化と効率化を⽬指している企業

業務標準化・効率化を
目指している企業

システムによる業務プロセスの標準化と最適化、手作業の自動化により、業務効率化をもたらします。

リアルタイムのデータ活⽤が必要な企業

リアルタイムのデータ活⽤が
必要な企業

インメモリーデータベースでリアルタイムのデータ分析、ビジネスインサイトを提供するダッシュボードで迅速な意思決定を可能にします。

成⻑や変化に柔軟に対応したい企業

成⻑や変化に
柔軟に対応したい企業

ビジネスの成長に応じてのシステム拡張、必要に応じて機能を追加できるモジュール構成により、成長や変化に柔軟な対応が可能です。

導⼊のポイント

「Fit to Standard」

Fit to Standardとは

SAP S/4HANA導入時に、SAPが提供する標準業務プロセスに業務を適応させ、カスタマイズを最小限に抑えるアプローチです。この手法により、導入コストや期間を削減し、システムのアップグレードや運用保守を容易にします。
さらに、業界のベストプラクティスを活用することで、業務効率化や競争力の向上を実現できます。
標準化されたプロセスは、グローバルでの業務の一貫性を確保し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる重要な要素となります。

Fit to Standard

⽇本企業における課題

しかし、日本企業においてFit to Standardを実施する際には、独自の業務慣行や細かいカスタマイズ要件の多さが課題となることがあります。また、業務変更に対する従業員の抵抗や、既存システムからの移行時に生じる複雑な調整も大きなハードルです。
さらに、標準プロセスの理解不足や業務の再設計に伴う負担が、スムーズな導入を妨げる要因となる場合もあります。

課題を乗り越えるために

これらの課題を解決するためには、標準プロセスへの理解を深め、適切な業務の再設計を進めることが重要です。三井金属ユアソフトの「リアルモデル」は、日本企業の特性を踏まえ、業務プロセスの標準化を支援するソリューションです。標準プロセスの活用に必要なノウハウを提供し、業務のスムーズな適応を実現します。
これにより、Fit to Standardでの導入が加速し、SAP S/4HANAの成功につながります。

課題を解決へと導く

SAP S/4HANAテンプレート

導⼊の流れ

システム導入前の検討から稼働後の運用サポートまで
一貫したサービスをご提供します。

システム導入前の検討から稼働後の運用サポートまで一貫したサービスをご提供します。

検討

SAP S/4HANA
適合性分析・システム化計画策定

SAPの導入をご検討されるお客様が第一に懸念されるのが、“SAPが自社業務に適合するのだろうか?”という点です。
こうした不安を払拭するために、お客様の組織/マスタを簡易的に登録し、実機で実現範囲や機能をご確認いただきます。
そのことにより、SAPの適合度を明らかにし、プロジェクト規模感(コスト/期間)を把握することが可能になります。

適合性分析・システム化計画策定の流れ

1

業務内容の理解

業務フローなどを基にヒアリングを通して、業務内容と現状の課題、要件を把握します。

2

デモ内容合意と準備

業務内容に即したデモシナリオを作成し、その内容とチェックポイントをご確認いただきます。

3

デモによる確認

実機によるデモを実施して、業務への適用度を具体的に確認します。ギャップが発生した場合は、SAPのパラメータ設定で対応できるのか、追加開発での対応になるのかなどを検討します。

4

最終提案と評価・選定

導入プロジェクト計画(実現範囲/スケジュール)と費用を提示します。

リアルモデル対応表

… 対応範囲

Cloud ERP ERP On Premise
S/4HANA Cloud
Public Edition
S/4HANA Cloud
Private Edition
SAP S/4HANA On Premise
(Managed by customers)
特徴 “Fit to Standard”の追求 お客様ごとの固有環境をクラウドにて提供 自社DC運用や独自のコンプライアンス
要件によりクラウド利用が不可
導入パターン 新規導入 新規導入/コンバージョン 新規導入/コンバージョン
機能 ERPコア領域及び一部製造領域
+ 新機能(生成AI、サステナビリティ 等)
※順次拡大中
フル機能
+ 新機能(生成AI、サステナビリティ 等)
現時点では、フル機能
※新機能(生成AI、サステナビリティ 等)は利用不可
アドオン In-Appおよび
Business Technology Platform
による拡張
In-App/Business Technology Platform
およびClassic ABAP拡張
In-App/Business Technology Platform
およびClassic ABAP拡張
モディフィケーション/
パートナーテンプレート
不可
メジャー
バージョン
リリース
サイクル
6ヶ月に1回リリース(自動適用) S/4HANA 2023以降は2年に1回(適用は任意)
(ただし、Mainstream Maintenance期間を
越えての利用は原則不可)
S/4HANA 2023以降は2年に1回
対応作業 6ヶ月に1回のテクニカルバージョンアップ
作業を標準サービスに含む(SAP側実施)
年1回のテクニカルバージョンアップ作業を
標準サービスに含む(SAP側実施)
バージョンアップ実施は顧客タスク
ただしメインストリームメンテナンス期間が終了
すると、カスタマースペシフィックメンテナンスに移行
ライセンス サブスクリプション サブスクリプション BYOL
システム構成 SAPが最適なシステム構成にてご提供 お客様要件に基づき構成 お客様要件に基づき構成
環境 共用のS/4HANA環境を利用 Hyperscaler IaaS選択形式(AWS/Azure/GCP) 任意のインフラ上で稼働
ネットワーク Internet接続 専用線もしくはVPN接続 任意のネットワークで接続

導入

SAP S/4HANA 導⼊コンサルティング

リアルモデルを⽤いたSAP導⼊⽀援サービスです。
ゼロからシステムを組み上げていくのではなく、お客様要件をリアルモデルと比較検討しながらプロジェクトを進めていくため、
設計効率もよく、認識の齟齬や作業の手戻りを防ぎます。

導入コンサルティングの流れ

1

ビジネス設計

リアルモデルの業務プロセスと機能をご確認いただきながら、SAPに設定する組織/マスタを検討・決定します。

2

ベースライン構築

お客様の組織やマスタを設定したプロトタイプ環境で、具体的な業務プロセスや機能を確認しながら、ギャップを洗い出し、その対応策を決めていきます。

3

実現化

ベースライン構築で決めたギャップへの対応、具体的にはパラメータや機能の追加/変更、インターフェースの構築などを行います。

4

本稼働準備

システムテストと運用テストを実施し、エンドユーザーへの操作教育、マスタ/残高データ移行を行います。

5

本稼働サポート

本稼働後の初回月次処理までをサポートします(以降はヘルプデスクチームにてサポートを継続します)。

運用

SAPヘルプデスク/アップグレード

本稼働後のお客様をサポートするサービスです。
操作やリカバリ方法のお問い合わせ、処理結果やデータに関する調査、機能追加や改善策、
法改正対応やSAPアップグレード対応のご提案など様々なサービスをご提供いたします。​

豊富な経験をベースに、お客様視点でサポート

豊富な経験をベースに、お客様視点でサポート

三井金属ユアソフトには、多様な業種を含む三井金属グループの情報システムを、経営課題/業務課題を解決するという姿勢で一手に担ってきた自負があります。その取組みで培ってきた経験とノウハウは、様々な解決策をお客様視点でご提案させていただくことに繋がっており、これまでの対応事例に即して「すべきこと」、「やってはいけないこと」をお伝えすることができます。

日本の法改正にも対応可能なサポート

⽇本の法改正にも対応。バージョンアップもサポート

日本の法改正にも迅速に対応できる設計が施されているテンプレートとなります。お客様の業務を止めることなく、常に最適な運用を支援しています。